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Side Story-003 本多孝好(著)「at Home」撮影裏話

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角川書店&カットノベルアワードに出品しているもう一つの1分間の映像作品、 本多孝好(著)の小説「at Home」。

この小説はタイトルのとおり、現代日本の「家族」や「家庭」をテーマにした 問題作です。

小説「at Home」は、それぞれ1話完結の複数の短編から構成されており、 私が映像化(予告編化)したのはその中の「at Home」という短編でした。

この短編を映像化するにあたり、やはり一番困難だったのがキャスティングでした。 前回も書いたように、「タイニー・タイニー・ハッピー」の時もキャスティングが 一番大変だったように、「at Home」も小説そのままを映像化するには5人家族の キャストをどうするかが困難を極めました。

まず、小学生の男の子のキャストはどうするのか?という問題にあたり、その次に 「お母さん」役を演じる女優はどうするのか?物語の語り部的な存在でもある 「淳」役は誰にするのか?という問題でした。

完成した映像はまだ公開することはできませんが、「お父さん」役に市川源さん、 「淳」役に京極一馬さん、「明日香」役に宮田夏美さんに演じてもらいました。

私が一番最初に書いた脚本には、「お母さん」「たかし」の二人も登場するのですが、 撮影可能な脚本に書きかえた上で、二番目に書いた脚本を撮影したという経緯があります。

掲載したスチール写真のなかで、市川源さん演じる「お父さん」役が胸に抱えてるもの、 それは一体何か?は、ぜひ、本多孝好さんの小説「at Home」を読んでいただけたらと思います。 私の勝手な想像ですが、おそらく「at Home」は映画化(又はTVドラマ化)されるような気がします。

そのくらい、現代の日本が抱える問題群、「幼児虐待」や「家族」等の問題をストレートに 描いたスゴイ短編小説だと感じています。ぜひ、一度読んでみてはいかがでしょうか?

最後に、この「at Home」と「タイニー・タイニー・ハッピー」の音楽を担当して頂いたのが 最近のSTUDIO F+製作の映像に音楽を提供してくれている、酒井健吉さんです。 1分間という短い映像に、複数の曲を提供してくれました。

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